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第3ブロック検査

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第3ブロックでは、ヘットライトと排気ガスを検査します。

第2ブロックに比べると操作は簡単です。はじめに手順を済ませておけば、あとは自動的に測定してくれるので、結果が出るのを待つだけです。



ヘッドライトテスター

 

ヘッドライトテスターは、ヘッドライトの明るさ(光度)と照らす方向(項軸)を測定します。テスターはレールの上を移動し、ヘッドライトの明るさを測定しながら、ライトの真正面まで移動して測定を開始します。これを左右のライトごとに測定します。明るさは2灯式の場合で1灯につき15000カンデラ以上、光軸は10m前方で水平以下が基準になります。



排気ガステスター

排気ガステスターは、ガソリンエンジン車の場合、排気ガス中の一酸化炭素(CO)と炭化水素(HC)の濃度をセンサーによって測定しています。センサーはプローブの先端にあり、マフラーに差し込むことによって電気的に測定を行います。

基準値は、COが排気ガス排出量の4.5%以下、HCは1200ppm以下とされています。ようするに排ガス基準を満足しているかを測定する検査です。






検査手順



1.停止線に合わせてクルマを停止する

第2ブロックで検査票に記録をしたら、前へ進みます。その時、まだ前のクルマがいるようなら、そのまま待ちます。

前のクルマが進んだら、クルマを前へ進め、タイヤが通るガイドがあるので、そのガイドに沿って進みます。ヘッドライト検査はテスターに対して正対しなければなりません。ガイドに沿って進めば問題ありません。そのままクルマを停止線似合わせて停止させます。停止線は運転席から見えにくいので、側面に設置してある鏡で位置を確認しながら停止してください。検査場は基本的にバック禁止ですが、ここでは多少のバックはOKのようです。停止線を越えてしまったら、慌てずに修正しましょう。



2.ヘッドライト検査

停止線に停車したら、必ず駐車ブレーキを引き、クルマが動かないようにしておきます。その次に、AT車はPレンジにします。MT車はニュートラルにします。エンジンはかけたままにしておきます。掲示板の表示が「ライトを上向きにつける」になったら、ヘッドライトを点灯してハイビームにしてください。ヘッドライト検査が始まります。



3.排気ガス検査

掲示板が「プローブを入れる」になったら、クルマの外へ出て右側に置いてあるプローブ(検査棒)の先端をマフラーの中に挿入してください。プローブは先端から60cm程度を差し込めばよい。あまり深く差し込むと大気汚染物質の濃度が高くなり不合格になってしまうようです。掲示板の表示は「検査中」になります。

掲示板の表示が「プローブをはずす」になったら、検査は終了です。合格は○、不合格は×が表示されます。そしたらプローブをマフラーからはずして、元の位置に戻してください。



4.検査票に記録する

判定が出たら掲示板に「記録して前へ進む」が表示されるので、自動車検査票を記録機に差し込んで記録してください。










第3ブロックの電光掲示板













































ライトを上向きにしてつける プローブいれる
検査中 もう一度 検査中
× 記録して前へ進む × プローブはずす
CO × HC ×


それでは次に、ライン最後の検査です。 ・・・> 第4ブロック

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